ぼかあ、どっちかっつーとあんまりアクセス解析みたいなのって見ないほうなんですけどね、
たまーに、ほんと気分でね、ちょっとね、覗いてみたわけですよ。
いやね、
アクセス数なんて、ほら、水ものみたいなもんだと思ってるから。
あんまり振り回されたくない。
でもね、検索ワードはそんなぼくでも、やっぱり少し気になる。
だって、どんな店で検索してウチ来てるのかな、どんな酒調べに来てんのかなって、思うじゃないっすか。
ああ、みんなこういう店の、お酒の情報欲しいんだ、へえ、とか興味深いじゃないっすか。
で、見てみた。
そしたらね、様々なお店や酒の名の中にね、1件あったんですわ。
「膨らみかけおっぱい」
いや、ほんとな、ごめん。
おっちゃんとこ、確かに下ネタ率高いかもしれへん。
酒ブログなのに、おっぱいとかな、ぽんぽん出てくるかもしれへん。
でもさ、それはさ、ほら、ある意味では何て言うか、優しさ?
バファリンみたいに、半分は優しさで出来てるのがうちっていうかさ、
少しでも酒の席の雰囲気っつーかね、そういうのを伝えたいなー、とかね。
な、おまえらも好きだろおっぱい、とかね。
そんな酒の場のノリとかさ、あるじゃない?
え、ない?
…うん、まあな。
…うん、確かにおっちゃんもな、悪いとこあったかもしれへん。
ほんま、堪忍や。
おっちゃん、そこは素直に認めよう。
でも、
「膨らみかけおっぱい」
って!
どんだけ検索してここに至ったんだよ!
寧ろその涙ぐましい下半身の努力に敬服するよ。
うん、よく来た。よく来てくれた。本当よく来てくれた。
何に引っかかってかは判らないけれど、でもよく来てくれた。
それに確かにデブってきたおじさまのおっぱいは最近膨らみかけだけどねアハハハ。
ってやかましいわ!
ひどい!あたしの体だけが目当てなのね!
(胸のかわいらしい膨らみかけおっぱいを両手で隠しながら)
どうでもいいけど、「一人カラオケ9時間」ってのも気になるな。
さて。
そんな本日は、膨らみかけおっちゃん、久々のお休みですよ。
あれだからね、GWから休みなかったからね。もう久しぶりのお休みですわ。
おっちゃん、久しぶりの休みだから、膨らみかけおっぱいを気にしてスイミングに行ってきましたよ。
柏市営の、「リフレッシュプラザ柏」。
逆井という、失礼を承知で言ってしまえば割とへんぴなところにあるここなのですが、
でも侮るなかれ。
市民だと510円で入れる、市民に嬉しいスポーツ施設なのです。
しかもジムや体育館もあって、様々な教室が開催されている。
ヨガやズンバにはちょっと興味あるなあ。
一汗かいて、おっちゃんの膨らみかけおっぱいも恥ずかしく一晒しされた後は、
少しドライブがてら、いつもの中村酒店さんに定期パトロール。
いつもながら、ここで取りあげている日本酒のほとんどは、こちらで買わせていただいとります。
取手の地酒や 中村酒店 〜心に響く酒をあなたに〜
北関東、地酒の聖地!
おお、早くも入りましたねえ、夏酒。
このところ陽気がいいので、夏酒もさぞかし美味しいでしょうに。
コスパに優れた「瀧自慢」や、「澤の花」、「墨廼江」なんかは是非とも飲みたい。
それに人気の「鶴齢」超辛口!これもやっぱり外せない。
そしておじさまは、週末用に「上喜元」をお買い上げしてすっかり上機嫌。
何せ滅多にない、上喜元の攻め、ですからね。
おっとこれについてはまた後日。
本日はこれまた美味かった「大那」を取り上げるとしましょう。
ちょっとね、これ、凄いよ、ほんと。
「大那 純米吟醸 東条産 山田錦 無濾過生酒」
◆原料米:兵庫県東条産 特A 山田錦
◆精米歩合:50%
◆日本酒度:+1
◆酸度:1.7
◆アルコール度:16度以上17度未満
◆タイプ:純米吟醸
栃木県は大田原市にあります、菊の里酒蔵さん。
ここで作られている大那は、いつもは地元でとれた五百万石などを使って醸しているのですが、
今回は初の試み。
そう、こちらの酒米は、いつもの地元の米ではありませぬ。
なんと、東条産の山田錦。
そう、蔵元同士のお付き合いで紹介されたというこれは、兵庫県加東市東条町にある特A地区に指定された、激烈良質の、山田錦。
エリーティーな(なんだそれ)山田錦の中でもエリート中のエリートですからね。
そんなスペシャルな山田錦をゴージャス全量使用して作られたというこれは、実はちょっとした贅沢&レアな限定品であるのです。
そう、そこいらの大那じゃなくってよ!
さて、その実力やいかに。
上立ち香は、バナナのような甘さが上品にふんわり漂う。
うん、ここまではいつもの大那だ。
口あたり、なめらかにスルリと入り、まずは甘さが進む。
やがてほんのりとした酸味が、やや遅れて後を追う。
ああ、この時点で、違うぞ!?
初っ端から迫る大那より、透明感と品がある。
やがて口に含むと、酸味がジューシーに広がり、華やかな甘い香りがじゅわっと染みる。
そしてそこに、山田らしいふくよかな旨味が加味。
そのふくよかさがまず、いつもとは違っているじゃないか。
それらを味わい、飲み込むと、大那らしいフルーティな酸味がぐっと高まり、香りが走る。
そして最後は心地よい苦みでシメて終える…。
うん、成る程。
いつもの大那よりキレイで滑らかだが、しかしやはり大那らしくフレッシュでもある。
派手すぎないが、ここらしいフルーティな香りも健在。
洗練されている、というのか、その一方で旨味も引き上げられている感が強い。
うん、こりゃいつも以上に美味かったぞ。
さすが山田のエリート、酒米がいいとこれだけ違うものなのか。
肴と合わせてみる。
先週、友人宅で教えてもらったサーモンのなめろう。
アジも勿論美味いけど、これね、意外と美味かったんだ。クセになったんだ。
丁度我が家の食卓にあったサーモンの刺身を使って、早速作ってみる。
粗め、というかブツぎりにするのが、このポイント。
勿論、大那を少し加えて。
うん、悪くない。
まあ大那、入ってるからねコレ。そりゃ合わないわけがない。
サーモンの独特の味覚や味噌にも合う。
冷蔵庫を覗く。お、新たまねぎがあるじゃないか。
新玉スライスでもいってみよう。
スライスした新たまねぎに卵黄を落とし、おかかとノリを加えて、めんつゆを合わせる。
そこにマヨかごま油のいずれかを加えてコクを与える。簡単、簡単。
今回は、ごま油で。
ああ、これもアリだ。
いつもの大那なら、こういうあっさりした料理には華やか過ぎてしまうきらいのあるところだが、この大那はちと違う。
華やかでありながらも洗練された味わいで、しっかり食中酒としての役割を真っ当してる。
これはデキる大那ですな!
そんなわけでスルスル入ってしまうので、一升瓶も、もうお終い。
家族にぎやかに、美味しいごはんと美味いお酒を味わいながら、
ほろ酔い加減でおじさまの休日の夜も更けていくのでありました。
ああ、幸せいっぱい。お腹いっぱい。膨らみかけはおっぱい。
さあ!
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