スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2017.08.26 Saturday
- -
- -
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
少々リハビリも兼ねて、最近のことを。
最近、黒崎さんがハマってるのが、レコード集めでして。
そう、アナログ。
今風に言うなら、ぶ…ぶ…ヴ…ヴァイナル?
うん、それ。
今更かよ、ってね。
そうなんですよ、今更なんですよ。
「今更」の塊。
人のかたちをした「今更」。
それが俺ですわ。
正直言うとね、
この10年くらいほんっと思っていたんですわ。
周囲の音楽仲間のおっさんどもがゾンビみたいに次々感染していく姿を目の辺りにして、
そしてそんな生きる屍どもがう゛ぁいなるう゛ぁいなる唸りながら、レコード漁りにいくさまを眺めながらね、
その老害ゾンビどもを眺め呆れながらね、
ずーっと思ってましたわ。
あんなのにハマるやつぁアホの極みだ、とね。
いい年こいて、なーにがヴァイナルだと。
唇噛んで「ヴ」じゃねーよ、と。
で、それ言うと連中は例外なく口々に言うわけだ、やれアナログのほうが音がいいとか。
もうええわ、そういうの。
そういうウザい幻想もいい加減にしろと、このヴァイナルファンタジーが、と。
大体、アナルみたいな顔してヴァイナルなどと、笑わせるなと。
マジで思ってましたわ、あーなったら人間おしまいだわ、と。
はい、
あーなりました。
ものの見事に。
いえーい、アナルみたいな顔でヴァイナル聴いてまーす!
(勿論、「ヴ」で唇噛んで)
↑サルベージしたRATTにドヤ顔な、伊達眼鏡にキャップかぶった新参アナル顔
そんなわけでアレですよ、
週に数回、中古レコード屋に現れる老害ゾンビが増えたわけですよ、ここにも。
ミイラっつーか、ゾンビ取りがゾンビになった老害ゾンビがいるわけですよ、ここにも。
で。
おうち早々に帰って。
買ったレコードを家で流しながら、酒を、飲む。
これがたまんない。
最近の老害ゾンビの何よりの楽しみですわ。
ほんと、今更。
うるせーよ、いいじゃねーか人間いつになったって「今更」なんだよ!(逆ギレ)
↑柏のレコ屋といったらここ、ユニオン。アナルゾンビの出没率めっちゃ高。
↑そしてその帰りにアナルゾンビがブツをぶらさげ高確率で寄ってる、イキなレコードバー「ペンギンパレード」さんについては、また別の機会に
そんなわけでして。
まあ今回はレコード飲みについて少し語ろうかって話なんですけど、ここでちょっと一つ。
あのね、
ここで語りたいのは、「音楽」の話でも、或いは「レコード」の話でもないから。
酒飲みによる、晩酌の一スタイル、「レコード飲み」、の話。
あくまでお酒の話。
そこ、勘違いしないように。オーケー?
で、「レコード飲み」なんですけどね。
何が魅力って、アルバム1枚単位で「飲む」ことなんですわ。
いや、iphoneとかCDとかだとさ、曲単位で飲むことが多いじゃないですか、どっちかっつーと。
まあそれも楽しいわけだし、別にそれだってアルバム単位飲みじゃん、ってのもあるんですけどね。
でも、「レコード飲み」だと、強制的に単位がアルバムになってくる。
ていうかその強制度が、自ずと高まる。
すると、30分とかさ、そういう時間単位になってくる。
自然と酒も、スローになる。
その間にライナー読んだり、ジャケとか眺めたり、あと途中でつまみ作ったりとか、そういうのも全然アリだ。
で、途中でレコードひっくり返す手間が、必ず生じる。
ここで、静けさが一回起きる。
ここでの一杯がね、またいんだよ、ホントに。
所謂A面を終えて、一息つくときに飲む、一口。
これがねえ、美味いんだなあ。
酒の種類はね、この際何でもいい。
何でもいいけれど、個人的には、濃いのが嬉しい。
ウィスキーとか、日本酒とか、焼酎とか。
そういうのが、たまんない。
そんな今更諸君に、これからの「レコード飲み」入門を。
まずは、プレイヤーだ。レコードプレイヤー。
これがないと始まらない。
テキトーなのが、数千円単位からあるはずなんで、それを手に入れる。
ちなみに黒崎さんは、妹のダンナさんからもらったのがきっかけ。
つーかプレイヤーなんてのは、なんでもいいんだ言ってしまえば。
問題は、「何を聞いて飲むか」。
これですわ。
そう、
さっきからね、えっらい古いアルバムばっか買ってやんなーこのおっさんと思った鋭い方、はいアナタ正解。
あくまで自分の場合、ですけどね。
昔、中学時代とかにレコードからテープに入れたものを、買う。
それもほぼほぼ、クズ値で。
つまり昔聞いていたのを、CDで持ってるやつを、敢えて1,000円以内で買いなおす。
CD持ってんのに、iphoneにも入ってんのに、買いなおす。
いつでも、今でも聴こうと思ったらiphoneのミュージックリストにあんのに、
それを、買い直す。
それが、楽しい。
↑目眩く昭和の名盤。でもクズ値!
アレだな、要するにこーいうのは、数百円のツマミだ。
煮込みとか、揚げ出し豆腐みたいなやつだ、つまるところが。
で、たまに、人生のトピックアルバムを、ちょい高め(つっても1000円くらい)で、買う。
例えるならこっちは、ちょっとした刺盛りだな。
たまの自分へのご褒美。
そういうのをちびちび集めつつ、ちびちび飲む。
こういうのが、個人的には楽しい。すっげー、マジ、楽しい。
↑ホントは五右衛門派(笑)。
何にせよ、思い出は人それぞれ。
各々が好きに思い出アルバムをノスタルジックに楽しめばいいんじゃないかな。
おっさんレコード飲みにノスタルジーは、最高のスパイスやで。
そんなわけで、当然ながらおっさんは今夜もレコード飲みなわけですよ。
そしてそのために、ツマミを仕入れるために、アナルゾンビは今日もレコード屋を回るという次第であります。
そんじゃおめーら、今日もユニオンで待ってっからよ!
流山おおたかの森駅南口都市広場。
森なんだか都市なんだかとツッコミたくなる、ここ駅前広場ではしばしばイベントが開催されているのですが、このたび「森のナイトカフェ」なる夜イベントが開催されるということ。
(森なんだか都市なんだか! ←心のツッコミ)
「夏の夜、家族みんなでおソト飲みとウォーターアトラクションを楽しもう。」
(カフェじゃねーのかよ! ←心のツッコミ)
開催は8月23日から今週末26日まで。
ということで平日休みの中、おおたかの森SCへのお買い物と映画鑑賞からの流れで(流山だけに!)、少しばかり様子を見にいってきました。
夏休みなせいか、平日にもかかわらずガキんちょがおるわおるわ。
地元ファミリーがわんさか賑わってます。
流山〜柏近辺の地元店さんもブースを出して出店しとります。
ヨーカドーで買って飲み食いするのも安上がりでいいかもですが、折角の機会。
ぶらり見回ってみるのが大人の楽しみというもの。
博多ひとくち餃子に少し誘惑されてみたり。
ケバブや…
肉巻きおにぎりやら…。
さてそのなか、ひときわ結構な行列で賑わっていた、
湖北にお店を構えている(らしい)「La cotta」さん。
ほう、ピザでビールか、悪くない。頂こうか。
でも。
人気、というよりも出すのに手間が掛かっている様子。
まあ焼きたてのピザだから仕方ないのかな…。
と思ってマルゲリータを1ピース頼んだら…
冷めてるやんけ…。
20分並んで出てきた、冷めているピザがこちらです。
それでは、冷たい生ビールと冷めたピザで、クソ蒸し暑い夏の夜に乾杯―。
でもしっかり釜で焼かれたピザはもっちりしていてなかなかでした。
こっちは、イベリコ豚のベーコン炙り。
黒コショウが利いていて、いいビールのおつまみ。
さて、ビールも飲んでぶらぶらしていると。
お、あるじゃないですか、
COEDO生。
一杯、いただこう。
くー、んめえ!
やっぱ違うわー。
なお、この日は移動販売車のお店がほとんど。
出店に関しては、やはり平日より25日の土曜日に多く集中して出されるご様子。
ちなみに柏のクラフトビールバー、「Cluster」さんも出店する予定らしいです。
その他、ガキんちょども向けやママさん向けのイベントなども企画されているようですんで、ご近所の方々は、この週末にご家族でご参加するのもアリかもしれませんね。
我が黒崎家も、もしかしたら土曜日に再訪するかも…。
去り行く夏休み。
お盆もそろそろ終わりなわけでして。
去りゆく夏のテーマソングといったら、色々あるけれど、まずはこれを聞かずにいられない。
毎年恒例、まずはこいつで一杯だ。
んじゃビールで、かんばーい。
あー、今年も「THE BOYS OF SUMMER」が染みいるなあー。
はあ、明日からダルいなあ…。
時間逆流しねーかなー…。
それにしても今年のお盆はそんなに暑くなくて、楽でしたなあ。
我ながら、割と充実したお盆休みだった。
深川八幡様の本祭りも見れたし、
ちょっと前には地元の手賀沼花火も見れたっけ。
(↑親友Kの自慢の一枚を、拝借。SUGEEEEEEE!)
ジム行って、あと映画も見にいったし
(↑いつも男子にとって最大の敵は彼女のパパだっていう、よく出来たティーンネイジャー向け映画)
そういえば、いつも以上にレコード飲みも堪能できた。
(↑最近の黒崎くんの至福、レコード飲み。これについてはまた今度)
尤も、後は来週にはキャンプもあるし、
まだ松葉町のお祭りも残ってるし、
他にも夏の間にやらなくちゃいけないことなんて一杯あっし、
えーと、えーと…
更新だよ!!
うわあ、びっくりした。
完全にヌけてたわー。
そんなわけで、またもや久しぶりに帰ってきました。
尤も日々飲んだくれているので、ネタだけは溜まっています。
いや、寧ろ、溜まりに溜まりまくってしまっています。
なので少しづつ小出しにアップしていくことにしますね。
なーに、夏休みは終われど、8月の後半戦はこれから。
よろしうお願いします。
以上、
まずは夏のご挨拶まで。
iPhoneの液晶、割っちまいましたー☆
(テヘペロ)(・ω<)
あ、
あと、
コンタクトも、なくしちまいましたー☆
(テヘペロ)(・ω<)
で、
その結果。
日常生活に戻るために3万5000円かかりましたーっっっっ☆☆☆☆
(テヘペロ)
ちくしょーやってらんねー!
やってらんないけど仕方ないから、この週末は、その修理&購入し直しですよ。
くっそー…。
そんなわけで、昼から酒でも飲んでやるか、となりまして。
ヤケ酒や、ヤケ酒!
つってもまだ土曜の正午。
さすがにやってる店は、限られる。
正午かあ、12時かあ。
まだ「二丁目酒場」もこの時間じゃやってない。
どうしよう。
そんなときは勿論、決まってる。
あそこだ、「CLUSTER(クラスター)」!
そう、柏の昼飲みといったら、「CLUSTER」。
しかも、柏でお気軽にクラフトビールが飲める店。
久々だけど、行ってみよう。
■CLUSTER(柏) 〜つーか柏で美味しくビール飲むのにここ以外あるのかと
このとおり、営業時間は、12:00〜23:30。
まさに柏昼飲みにはうってつけ。
西口、あさひ通りを6号国道方面に向かって下り、左側の2階。
ビルの2階にあるお店。
階段をのぼり、ドアを開けると、白を基調とした店内が。
実を言うとお店に来るのは、かなり久しぶり。
入ってみると、あれ、マスター変わってる?
何でも東口の二号店は閉めてしまっていて、替わりにマスターは現在土日を使って柏の葉のほうで別のお店をやっているのだとか。
で、スタッフさんが替わりにお店を任されているようだ。
へえ、成る程。
そんなイケメンスタッフさんに、少々とまどいつつ、カウンターに陣取る。
どうしよう、
まずはIPAもらおうか。
こちら、サンディエゴのバラストポイント。
ほんのりシトラスの香り、そしてマイルドで程良いバランスの取れた苦みといった感じ。
しかし相変わらず、いいカウンターだ。
このずっしりとした分厚い一枚板で飲むビールがまた、なんともたまらない。
休日の贅沢だ。
さて、ちょっくらつまみをもらおうか。
メニューにはないけれど、チキンのトマト煮、へえ、それ欲しいな。
甘口に煮込まれた鶏と、生野菜。
うん、さすがだ、ビールによく合う。
でもね、実を言うと肝心のビールがなくなっちゃった。
んー、今度は何頼もうか、
ペールエール、いいねもらおうか。
ガージェリーエステラ。
へえ、
コクは少なめであっさり。
しかしホップのふくよかな香りと旨味がのっている。
ほどよくビターで、ほどよくすっきり。
この塩梅が絶妙だ。
元アパレル出身という、ダンディなイケメンスタッフさんと少々服の話を。
お互い服好きだと話があう。
いやはや、やっぱ楽しいね昼飲みは、「CLUSTER」さんは。
柏で昼から美味いビールを飲むなら、ここでしょ。
また来ます。
☆お店データ
◆店名:CLUSTER
◆ジャンル:ビアバー
◆場所:千葉、柏、
◆住所:千葉県柏市旭町1-10-5 ツルヤビル 2F
追伸:
で、そのオサレなスタッフさんとの服話で教えていただいた、お店近くのセレクトショップ、「SALONE」。
(CLUSTER先右側のラーメン屋さんの角を右折して真っ直ぐ、突きあたりを右折して少し行った右側)
飲んだ勢いで、ちょろっとだけ寄ってみました。
って、
うわ、扉に看板だけって、
ちょ、いやこれかなり近寄りがたいんですけど(汗)。
酔いも冷める威圧感。
うわあ、怖いな怖いな…(恐る恐る扉を開けつつ)
でも実際にスタッフさんに声を掛けると、確かに気さくな人でした。
圧力接客とかじゃ全然ない感じっす(笑)。
しかもこんな路地裏の看板もないお店で、BALENCIAGAやメゾンキツネ、SOLISTなんかを扱うイキなセレクトショップがあったなんて!
全然知らなかったわー。
これからは時折チェックさせていただきます。
あれは蒸し暑い夜でしたねえ、お店で一人でお酒飲もうとしたんですよ。
ええ、アタシも嫌いじゃないから、ビール頂いたんですけど、
それでね、なんかいやーな感じがして、
ふと気がついた。
あれ?
おかしい。
なーんか、おかしいんだ。
やだなぁ怖いな怖いなー。
そこで恐る恐る、覗いたんですよ財布の中を。
次の瞬間、アタシ、びくーっ!となっちゃった。
あったはずのお札がね、ないんですよ…。
「ギャーーーーーっ!」
(ギャーーーーっ!)
そんな経験、皆さんはないですか。
ふとお店入って、さあ、何にしよ。
ん。
待てよ。
俺、幾ら持ってたっけ!?
実は、ぼくにはあります、そんな身の毛もよだつような恐怖体験が…。
「ギャーーーーーっ!」
いつもの、「日本海 西口店」。
カウンターに陣取ったと同時に、反射的にオーダーするサンパチ瓶ビール。
間もなくお通しも届いて、ぱくりと一口。
ビールを注ぎながら軽くおすすめを横目でチェック。
さあてどれからやっつけてやるかと、その刹那。
いや、ちょっと待てよと。
銀行で降ろしてねーじゃん今日!
俺、今、幾らあんだっけ!
慌てて財布を覗いたら、お札がね、ねーんだ一枚も。
小銭をじゃらじゃら数えてみたけれど、
やっぱりねーんだ千円も。
(これしか、NEEEEEE!)
艦長、我が艦は最早残弾あとわずかでありますっ、
どうか、ご英断を!
艦長!
ご英断を!
うむ…
…我が艦はこれをもって…
「待たれい!」
脳内に響く。
あいや、待たれい。
まだだ、
まだ慌てる時間じゃない!
心の仙道が首を振る。
そうだ、
まだいける。
俺は、まだいける。
オーケー、オーケー。
落ち着くんだ、
クールにいこうぜ、子猫ちゃん…。
いいかいボブ、今、俺は瓶ビールを頼んだんだ。
380円、わかるな。大瓶380円だ。
さて、お通しは幾らだ?
考えるんだ、そう、頭を使え!
200円台…
いや、高めに見積もっても300円。
そうだ、その調子だ、いいぞ。
てことはこれで680円だな。
アー、
ここは、税込?だな、そう、そうだ、税込だ。
つまりあと320円、俺達には残っている。
しかし、だ。
もしお通しが300円以下ならどうなる?
そう、
俺たちはまだ300円台のオーダーが出来るってことだ!
勿論、これは一つの賭けだ。
言ってみりゃあ大バクチだ。
冗談じゃねえ、そんなヤバいハシ俺ぁ渡れねえよ、
そう言って300円以下のオーダーをする、ああ、それも一つの生きる道だろう。
でもよ、
男だろ!?
男として生まれた以上、
男として生きている証しとして
一回くらいは自分をかけてみたくはないか!?
限界に挑んでみたくないか!?
改めてまじまじと、メニューに対峙する。
ここが人生の分かれ道だ。
鶏皮にんにく、280円。
ここらは安パイだ。
チキン野郎ならそれもいいだろう。(鶏だけに!)
メダイ西京焼き、480円。
悪手だ。
無謀な選択、それを人は勇気と呼ばない。
…柔らか串カツ400円。
いや、
…エビマヨ350円、
こいつか!
お通し200円台なら、ギリギリの攻めだが、こいつと見た。
来た。
来ちまった。
食った。
食っちまった。
飲んじまった。
(エビマヨ、なかなかんめー!)
さあ、これでお勘定。
勝負ドコロだ。
ドキン…
ドキン…
「930円になります」
勝った!
俺は勝ったんだ!
確かに、厳しい戦いだった。
だが、最後に勝利の女神が振り向いてくれた。
この夜ガラリと開いた「日本海」のドアから出てきたもの、
それは過酷な戦いの果てに揺るぎない勝利をもぎとった、勇敢な戦士の姿だった…。
今日の教訓:
よいこのみんなっ、外で飲むときはお財布の中身をちゃんとチェックして入ろうねっ!
柏の駅前に、行列の出来る有名なかき氷屋さんがある。
…という話はかねがね聞いていたのですけど。
つってもねえ。
だって…かき氷、でしょ?(笑)
て、正直ナメてました。
いやいや、かき氷で行列って。
1杯800円以上とか。
ないない、マジないでしょフツーに。
そう思ってましたね、ぶっちゃけ。
でも、少し調べてみるとこちらの、「三日月氷菓店」、
東京どころか、全国屈指、とも噂高い名店であり、
何でも食べログのかき氷ランキングでもトップランカークラスを誇る、とか。
へえ、凄い。
ミーハーなので少々気になり、こないだ娘ちゃんと一緒に行ってきました。
場所は駅前通りから、マクドナルドの小道を一本、入ったところ。
駅から歩いてせいぜい5分内といったところか。
例のタワーマンションが出来て以来、ここら辺周辺の開発がかなり進んでる。
へえ、大阪王将かあ。
かき氷より餃子でビールやりてーなー…。
それにしても、この行列だ。
日曜午後ということもあってか、人が多い。
え、これ何分待つの?
10分…
20分…
30分…
っていい加減にせいや!
かき氷食うだけに30分待ちとか、やってられっか!
ディズニーのアトラクション待ちか!
そう、心でツッコミながら、娘とにこやかに色々おしゃべりして待つパパ。
さて。
ようやく入れた店内は、照度を落としたオサレ空間。
小さめの作りは、15人も入れば満席といった感じ。
ああ、こりゃあ混むわなあ。
厳選されたメニューは、全部で8品。
まずは娘と一緒に、オレンジカシスを頼む。
890円。
へえ、かき氷で1杯890円かあ…。
まずは温かい麦茶が提供される。
これもかき氷に併せてのものか。
しばらくすると、大きめの器にのったかき氷がご到着。
ほう、これが890円というかき氷ですかあ。
見た感じ、薄い黄色。
これはオレンジシロップのせいなのか。
どうやらこのかき氷、上がオレンジに下がカシスという二層の作りで、その下の奥のほうにアイスがあるらしい。
氷はかなり大きめで、細長め。
見た目からしてざらつきがなく、シルクのような滑らかな繊維感があるというか、要は綿菓子のよう。
この通り、結構大きい。
ちょっとした子猫くらいあるぞこりゃ。
スプーンをさすと、さくっというより、ふわっといった柔らかな感触。
すうっと上げると、溶けてしまいそうな繊細さ。
で、口に入ると、すうーっという、溶けるというよりも消える、という表現が近いような食感。
ほう、これが氷の美味さってやつか。
そして、爽やかなオレンジのシロップが余韻を残す。
涼やかで、優しく透き通るような風味が、今度は口の中で、確かに溶けていく。
ああ、成程。
こりゃあ確かに別物だ。
今まで食べてきたジャンクでビビッドなかき氷とは、確かに別物だわ。
↑こういうのとは次元が違う。
子連れだったので練乳を頼んでかけたけれど、これはむしろいらなかったかも。
その繊細さがボケてしまいそう。
そんなオレンジを食べ進んでいくと、中から出てくる、濃厚な紫。
そう、カシスだ。
白と黄色と紫のハーモニーや!
カシスのほうは、オレンジとは逆に、濃厚でパンチが効いている。
その力強い酸味は、少々溶けてきた氷を受けつつ、ダイナミックにアピール。
先の残ったオレンジと、濃淡を渾然とさせる。
繊細さが、ゆっくりとパワフルさに変わっていく。
そして、
そろそろ顔を出してきたアイス。
これがそのカシスとまた合うんだわ。
渾然一体に少しずつ進んでいく器の中、その味わいも同時に変化していく…。
溶ける前に食べよう、と急ぐと、あっという間に食べきってしまった。
うん、
あれだね、
こりゃあ確かに、人気出るよね。
人気、つーか、美味いよね実際に。
ああ、書いているだけでふと思い出してきちゃった。
ああ、また行きたい。
そんな柏の誇るかき氷の、確かな名店でした。
☆お店データ
◆店名:三日月氷菓店
◆ジャンル:かき氷
◆場所:千葉、柏、
◆住所:千葉県柏市柏1-5-5 谷澤ビル2F
今期のGUのTシャツ、ぶっこみすぎだろ。
完全にオッサンホイホイ。
中でも手前下段のピストルズの勝手にしやがれジャケ総柄T wwww
おいおい、いくらトレンドつってもピンクならいいってもんじゃねーだろ乳首じゃねーんだからwwww
つーか、こんな総柄いい大人が着て街歩けんのかwwww
…とか噴いていたら、気がついたらレジでお支払いしてました。
嫁さん、「おいおい、こんなの着て街歩くのかよwwww」
ちょ、ばっ、おまっ、アレだよっ、ピンクもタッキーもトレンドだし!(涙目必死)
↑「騙された気分はどうだい?」 by ジョニー・ロットン
さて。
そんなこんなの週末ですよ。
最近行きつけの美容院で髪もさっぱりしたし、さあて、どうしようかお昼。
天気もいいし、ランチビールも悪くない。
ふと通りを歩くと、へえ、カレー屋かあ。
五月晴れの休日に、カレーでビール。
うん、いいじゃないか。
松葉町の通り沿い。
駅だとここは、北柏になるかな。
ふらりと入った、
「BaBa'S キッチン」。
インドカレーのお店らしい。
ガラリ。
扉を開けると、いかにもアジアンな内装が目に入る。
店内は奥に長くテーブル席が4つほど。
カウンターもあったようだが、気がつかず二人席に陣取る。
オーダーはもう決まってる。
何はさておき、ビールだ。
おっちゃん早く生中かっくらいたいの。
休日の昼ビール。この楽しみを味わざずして何とする。
ふとメニューを見ると、ビールセットなるものが。
880円で生におつまみ数種、か。
うん、適量。これにしよう。
早速中ジョッキに入った生ビールが。
くー、これだこれ。
大人の休日といったらこれじゃよ。
では、ようやくの週末に乾杯ー。
ビールと一緒に、せんべいのようなものが。
何これ。
え、パパド?
へえ、何でもインドのポピュラーな豆せんべい、らしい。
カレーとかにあわせるといいのかもしれないけれど、ビールのおつまみには少々味気ないし、ぼそぼそするなあ。
まあ、おまけだ。
(うーん、こりゃカレーとかに合わせるものであって、ビールじゃねーな…)
しばらくすると、おつまみ数種が。
まずは、シークカバブをガブリ。
うむ、肉の旨みがぎゅっと詰まっている。
一方、タンドリーチキンも柔らかな上、スパイスが効いて香ばしく味がよく染みていてなかなかだ。
そうそう、これだよ、これが酒のアテってやつよ。
思わず、瓶ビールを頼む。
え、エビスとサッポロ?
じゃ、サッポロで。
黒ラベル。500円。
しかしここ、意外とレベル高いぞ。
正直、田舎駅から離れた辺鄙な住宅地内のカレー屋と期待もしてなかったけど、なかなかどうして大したものだ、…ってひでえ言い草だなおい!
こうなるとあれだ、カレーも欲しくなる。
サイドメニューだけじゃなく、カレーのほうの実力も試したくなる。
いや恐らくこのレベルだと、カレー食べていかないと勿体ないパターンやで。
どうしよっか。
頼んじゃおうか。
チキンカレー。
はい、大正解ー。
なめらかかつ、クリーミー。
どちらかといえばスパイシーさはホドホドで、マイルド。
その中で、ヨーグルトの酸味とバターのコクと香りが溶け合っている。
しかもチキン、めっちゃ柔らかいの。
普通に設定した辛さも程よいながら、それらを味わった後に飲むビールが洗い流すとともにキレで味覚をリセットしてくれる。
うん、ビールのお供にも最適だ。
(あっぶねー、後悔するとこだったわ。
頼んでよかったわ、うめー!)
いやあ、予想以上だった。
春の休日カレービール、これ悪くない。
にしてもここ、結構な穴場やねー。
値段も柏地元民向け価格設定だし、少し辺鄙だけど来る価値はある。
でも正直やっぱりあれだな、頼むんだったらお得なセットに瓶ビール、
こいつが本当の正解だったかな。
ま、それは次の機会ってことで。
外のテラス席もあるし、余り暑くならない前に、テラスでカレーで一杯なんてのもよさそうだぞ。
また来ます。
カレービールしに。
☆お店データ
◆店名:BaBa'sキッチン
◆ジャンル:インドカレー
◆場所:千葉、柏、北柏、松葉町、柏の葉
◆住所:千葉県柏市松葉町2-14-4
別に、何か悪態つきたいわけじゃない。
ましてや店名をさらして悪口言いたいわけでも更々ない。
しかも実際、そんなに悪い気分だったわけでもない。
どころか、例えば接客面でもっとクソな店も世にはあるわけで、そういう意味ではまあ、そんな悪い店だったともさほど思わない。
だから寧ろ、余り触れたくない。関わりたくない。
でもね、
それでも、ですよ。
我々客は、その店に期待してお金や時間を用意して向かうわけでね、
だから残念な店に入ると、うわーやっちゃったわ、とね、ぶっちゃけ思うわけです。
いやダメでしょ、と。
しくじっちまったなー、勿体ねーなあと。
長いこと呑兵衛やってると、たまーに、そういうハズレがある。
今日はそんな話です。
(今回は話題上、毒性が高まってきたら中和のために天使画像を入れて中和をはかることにしますね)
きっかけは、客先での会話。
このお客さん、偶然にもうちの近所だった。
そういや、あそこの居酒屋さん、ちょっと前に新しく変わったんだよねー、と。
近くのスーパーに寄るとき通からいっつも気になるんだけど、あそこってどうなんですかねー、と。
それで試しに覗いてみた。
で、これが、完全に失敗でしたわ。
いやね、そこまで悪い気分になったわけじゃ、実は全然ないんだ。
マスターは気さくな人だったし、こんな一見さんにもそんな排他的に向かうわけじゃない。
だけどね、つくづく残念さに満ちていた。
なんだろ、完全にど素人商売だった。
それに開き直ってる店だった。
カウンターだけの小さな居酒屋。
いや、それは別に何の問題もない。
でも、メニューはたかが5品程度で、いずれにしても全くそそられないものばかりが並んでる。
やれ、からあげだ云々でこっから選ぶの?って感じ。
加えてお酒も、ろくに揃ってない。
つーか、店のコンセプトそのものがよく判らない。
判らないというか作れてない、そもそも何も考えてない、って感じ。
マスターいわく、
「これっていうのがないのが、寧ろこの店の売りかなーって(笑)」
いや、笑えないから。
こっちゃ金払って、様々な選択の中で来てんだから。
全然笑えない。
仕方ない、
まずは500円の生ビールを。
あーあ、こんな環境で、生500円かあ…。
さて。
つまみ…ですかあ。
どれ頼んでもハズレ感、ハンパない。
でも悩んでも仕方ない、無難そうなベーコン炒め、それもらおうか。
はいー、ものの見事なハズレでした。
店の前のスーパーで買ってきた安ベーコンと菜っ葉炒めたのがこちらです。
普通に、カウンターの目の前でスーパーのベーコン切って炒めてた。
一瞬軽く真顔でヒいたよね。
こんなん酔った俺でも普通に作れんじゃん、と。
寧ろ俺のがうめーから。工夫もすっから。
なのに、これで500円。
200円の間違いじゃないの?
(おっと、中和、中和っと…)
聞けばマスター、なんと酒嫌いらしい。
って、えええー!?
でも、何となく判るかも。
大体、自分が売るものを好きでない人が、好きじゃない空間で売って、そんな商売がうまくいくわけねーじゃん。
こっち楽しくなるわけねーじゃん。
顔では笑ったり、へえーそうなんすかーとか対応しつつ、心もち悲しくなりながらのウーロンハイ。
(あー…減らねえ…(笑))
とにかく、
「居ぬきで安く手に入ったから、脱サラして居酒屋やっても何とかなんだろ」
とね、
店からは明らかに、そんな無計画で勉強も研鑽もろくにしないドシロウトの安直さと短絡さが伝わってくる。
となると、地元常連さんのたまり場というのが唯一の存在価値だ。
実際、ここでビール飲んでおしゃべりしたい方々が主なお客さんだ。
いや、別に全然いいんですよ。
うん、
常連だけがたむろして、細々やってる。
そういう店が、別にあってもいいと思います。
ホント、いいと思うんね。それ自体は。無問題。いいじゃないですか。
でもね、
「それだけしか価値がない」っつーと、こりゃ完全に別問題っすよね?
そもそも俺、別におっさんと話しこみたくてここに来てるわけじゃないんですけど。
フツーに、美味いもんつまみつつ軽く一杯やれるかどうかで、ここ来たんですけど。
(おっと、中和…)
あーあ、
こういうところで酒飲んだときってホント、もったいなくなる。
お金も、時間も、機会も、カロリーも、感情も。
まあ仕方ない、酒は一期一会。
たまにゃこういう日も、こういう店もあるさ。
でも、ただ一つだけ確かにいえること。
それは…
二度と再訪はないな。
本日の教訓、「酒は飲んでも舐めんなよ」、と。